2010年11月21日 02:16
ぼくらのありかた 作詞・作曲 熊木杏里 編曲西垣哲二
風に聴かれたら
多くを語るよりも 懐かしいあの街を
思い出して
風合いの変わった 学校校舎の裏
魚釣りしてたあの川の流れ
余計なものが増えてゆくかわりに
月灯り減らす 掃除をする
靴の裏に走った 土の匂いが
地上の体温を踏みしめる
今 ぼくらのあり方があって
その上に 幸せも 悲しみもあって
この先にあり方があって
消えゆくも 取り戻すも 数えきれず
親に聴かされた 子守唄 歌うように
帰ろうか あの場所を想いながら
道ゆく 挨拶 散歩途中の空に
浮きたって見えるのは 心の雲
急ぎ足で過ぎてく 電車の背中
もう会えないような寂しさの音
ぶつかり合い話せる友だちのこと
今日 明日ではなかった 月日の色
いつ ぼくらはあり方を知って
その上で 大切なものに気がつくのだろう
その先まで あり方はあって
急いでゆく 一期一会 誰を結ぶ
急いでゆく 一期一会 誰を結ぶ